年金セミナー
老齢厚生年金の銀行のセミナーを聞いてきました。
いつか皆さんもお世話になると思いますので、気にとまったことをメモしました。
(1)年金の歴史 1875年に共済年金(海軍の遺族年金)→ 昭和16年厚生年金 → 昭和34年国民年金
必要加入年数 アメリカ10年 ドイツ 5年 日本(25年→10年へ)
昭和61年3月までの年金制度と昭和61年4月以降は、別制度になったと考えてください。
(2)年金財政が苦しい理由 長生きになったため
昭和36年での60歳の余命 男11年 女14年 平成28年では、男23年 女29年
(3)障害年金と遺族年金は非課税
(4)厚生年金の報酬比例部分の受給は、該当年齢になる3か月前に手続き書類が郵送されるので、必ず手続きする。他の方法によるメリットは存在しない。
(5)国民年金(老齢基礎年金)は、繰上げと繰下げがあるが、どちらが得か? 繰下げ受給は2%。繰上げしている人は10%で月あたり0.5%減る。繰下げは、月当たり0.7%増える。
繰下げ繰上げの通常受給(65歳)との損益分岐点は、60歳で受給開始した場合77歳、70歳で受給開始した場合82歳。
→ 働けるうちは働いて、働けなくなったら即年金受給かな?
(6)退職後 失業給付を受給すると、年金は全額支給停止。ハローワークで職探しをしていると、失業保険が受給できる。失業保険は最大月額21万
(7)60歳以降の比例部分厚生年金は、給与と年金の合算額で、28万円を超える額の50%が年金額から減額される。65歳以上は46万円となる。
(8)扶養に入っている配偶者が65歳になるまで加給年金(扶養手当)が支給される。
(9)退職後の健康保険は、何を選択すべきか?
①親族の扶養に入る ②任意継続(限度額がある:34,000円以下) ③国保